中川十内 × The Pranks 写真展

スケッチするように撮るフォトグラファーと、スケッチしないで描くペインター。彼らがTOKYOの街で目撃した111の白昼夢。

・本展には原画オリジナルが出品されます。
・出品作品はすべてご購入できます。
・カタログブックを販売します。

2021年 12月1日(水) – 12月26日(日)
12:00 – 18:00 (月・火 休館)
ギャラリー イー・エム 西麻布
入場無料

 

人々が暮らす都会を彷徨いながら、レンズで無数のスケッチをする中川十内のワンショットワンショットは、私たちの無意識と共鳴して私たちの心を奪う。それがアートユニットと出会ったとき、かつて聞いたことのない衝突音をたててぶつかり、写真と絵は111度の合体を繰り返した。

しかし、生まれた作品は思いもよらず魅力的で、軽やかなシュールレアリズムとでも呼びたくなるファンタスティックな気分が漂う。それは私たちに、子どもだったとき以来すっかり忘れていた「物語を空想する」能力を蘇らせてくれる。

「111 の白昼夢」写真展実行委員会

作家プロフィール

中川十内
なかがわじゅうない

1948年東京生まれ。商業カメラマンとして類いないアートセンスを発揮し、ファッション雑誌の寵児となる。その後も多くのメディアで活躍しながら、かたわら、ライフワークとして都会を彷徨い、好奇心のままにシャッターを押し続けている。2010年、インドのビハール州で開催された第1回WAF(WallArtFestival)にオフィシャルカメラマンとして参加。壁画作品やアートワークショップを撮影しながら、村で人々が力強く生きる様に心打たれ、家族の肖像を撮影、新しい境地をひらいた。また、異分野とのコラボレーションワークにも積極的で、実験的な作品も多く発表している。

The Pranks
ザ・プランクス

絵画を中心に様々なコラボレーションを展開するアートユニット。まるで無意識下で描かれたかのような、自由奔放な作風の絵画はすでに数千点を超える。彼らの絵には見るものに「物語」を想像させる力があり、多様なジャンルの作り手たちが共創する機会を誘発している。なお、プロフィールの詳細は明らかにされていない。

Margaretboy
マーガレットボーイ

ザ・プランクスに参加する作家。『サタンに恋して』(原題INLOVEWITHSATAN)は2021年作品で、中川十内とプランクスがコラボレーションで作った画像111枚を制作順に並べ、一枚ずつすべてにキャプションを付けるように執筆していき、ひとつながりの小説に仕立てている。

Gallery EM nishiazabu
ギャラリー イー・エム 西麻布
住所:〒106-0031東京都港区西麻布4-17-10
TEL.03-3407-5075
FAX.03-3407-5180

http://www.takeuchi-studio.jp/gallery_em

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